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7.12017
身なりがイケてない人ほど、部屋が荒れてる
服の好みはそれぞれですし、センスが良くてオシャレに見えても部屋の散らかってる人は大勢います。
逆に、身なりに無頓着でも部屋が整ってる人も中にはいるかもしれない。
けれど、身なりを整えてる人に対しては、少なくとも
「この人、部屋が荒れてそうだなぁ…」
とは思わないと思うんです。
でも、着ている服とカバン、靴が、どれもちぐはぐな、全く気を使ってないセレクトとかで、
髪の毛もボサボサで、カバンもパンパン、さらにゴチャゴチャで中身が溢れそうだったりすると…
それは偏見だと思われますが、私は
「何でもとっておいて、モノだらけの部屋かな…」
と想像してしまうんです。
先日、お片付けサポート帰りの満員電車で、まさにそのタイプの人を見ました。
その電車にベビーカーで乗っていたママと赤ちゃんに対して、舌打ち混じりで降りる時に文句を呟いていたせいもあるけど…。
今日の記事とはテーマが異なるので割愛しますが、
少なくともその人の様子を目撃しなかったら、私もその人には気がつかなかっただろうし、
私自身が無意識に外側からの情報だけで、こんな風に考えてしまってる事にも気がつかなかったと思います。
その時私は、思わずその人を振り向いて見てしまいました。
たぶん40代後半から50代くらいの背の低い女性。
チェックのモノトーンシャツに、黒地に白の水玉柄のカバンを持ち、迷彩柄のショッピングバッグを抱えていました。
お化粧感はなく、髪の毛もボサボサでした。
その後、乗り継いだ電車で、そのことがあったせいか、思わず色々な人を観察してしまいました。
すると、身なりに無頓着な雰囲気の人が次々目に飛び込んでくる。
そしてやはり、その人達の見た目からの印象は、
「モノが溢れて、部屋が散らかっていそう」
なイメージが私の中でひろがるのです。
なんで、そう感じるんだろう?
「人は見た目じゃない、中身だ」
という言葉は聞いた事あると思います。
それでもやはり、人の第一印象は見た目で全て決まります。
親しみやすそう、頼りになりそう、しっかりしてそう…
これらは、それを感じた本人がこれまで経験した「第一印象」と照らし合わせた中での情報と
目の前の人の情報を組み合わせて出来上がります。
私の場合はそこに、「整理収納」というキーワードが情報として加わっているから、
先に書いた第一印象が出てくるのだ、と考えました。
(今回はベビーカー話しが加わってしまいましたが…)
なら、第一印象からどのように「暮らし、家」のイメージが出来上がるか。
あくまで私の主観と経験ですが、今回の件で、瞬時に以下のように考察しているのだと気が付きました。
①衣服のちぐはぐさから感じる印象
手持ちの服のバリエーションも人によって違いますが、
服の管理が出来ていれば、服のバリエーションが少なかったとしても
持っている服を組み合わせる作業が容易です。
このトップスなら、下に組み合わせるのはスカートで、丈が長めだから、靴はローヒールを合わせよう。
自分が把握している依頼が頭の中でも把握出来る、もちろん収まってる場所も分かりやすいので、見つけやすいんです。
これが、衣類の管理が出来ていない場合どうなるか?
このトップスなら、あのスカートを合わせたいけど…
あ!前に着た後、置きっ放しにしてたんだ…シワだらけで履けない…
ああ!時間ないし、このパンツでもういいや…。
気に入ってない、納得してない服で出かければ、その日1日「イケてない自分」で過ごすことになります。
それはそのまま、あなたの表情や態度にも少なからず影響を与えます。
②カバン、靴などの小物から受ける印象
先の服を決めるゆとり、これはそのままカバン、靴選びにも響きます。
服管理が出来てる人は、カバン管理も必然的に出来ます。
その日、どのくらい手荷物があるのか?まで事前にイメージ出来ますから、
例えば、大きなカバンが1つしか無い場合でも、カバン選びスタートの服のコーディネートが出来るわけです。
服管理が出来ていない人なら…
もうお分かりですよね。服と合ったカバンの用意も出来ず、
手荷物の量の把握も出来てないと、パンパンのカバンを選ぶ可能性もある。
しかし時間が無ければそのまま出発するしかありません。
荷物がカバンに入っても服と合ってない、しかし服を選び直す余裕はない。
不本意なまま出掛け、不本意な1日を過ごすのです。
こうしたタイプの方は、カバンの中も散らかった状態が予想されます。
家での暮らし方は、直結して外見に現れる
暮らし方に余裕があれば、(これは経済的にゆとりが有る無しではなく)
時間に対してゆとりが持てる暮らしか、
オシャレ云々ではなく、身なりを整えるゆとりを持てる暮らしか、
そう言う意味での暮らし方に余裕があったら、
もう少し自分が周囲に与える自分自身の印象を考えるのではないか?と思うのです。
そして、そうしたゆとり、余裕の土台、屋台骨は何かというと、
モノを管理、把握出来る仕組みのある暮らし方であるか?
端的に言えば、家が片付いているかどうか?
という事も、1つの判断基準であるのではないかと考えます。
他人はそこまで見ていないし見ない、と考える人も多いですよね。
確かにそこまで考えて見る人はいない。
けど、少なくともベビーカーに赤ちゃんを乗せて電車に乗ってる人に対して
悪態を吐くような人は、暮らしに余裕は感じられませんし、
そして今回の事を考えるきっかけとなったその人は、案の定、なんともコメントし難い身なりでした。
最初にも書いた通り、全ての人がそうではありません。
身なりがきちんとしてても家が荒れてる人もいるし、その逆もある。
ただ、家での暮らし方は、その人の外見、身なりに少なからず影響を与えるのだと私は考えます。
もし、ここに書いたことが当てはまるかも、と少しでも感じる方がいるならば、
まず自分の暮らしを見直してみて下さい。
自分自身がゆとりある暮らし、生活になっていくに従って、それは必ず外見、さらには内面にも現れるはずです。