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片付けなくても、人は生きていける


片付けしなくても、人は生きていけます。


ちなみに、どのような人なら全く!片付けなくても生きていけるかというと、

・ほとんどモノを持たずに暮らしている「ミニマリスト」の人達

・どれだけモノに溢れても、そこに全く危機感を感じていない人達

 

でも、実際はそこまで振り切ったタイプは、中々いないですよね。

大体は、モノを毎日出し入れして、購入し、そして処分しながら、日々を送っています。

 

雑誌で見るほどきっちりしてるわけではないけど、暮らしにくいわけではない。

ある程度散らかれば、それをきっかけに困らないレベルまで整えられる。

 

しかし、その「大体の人」の中で一定数存在するのが

モノが多くて片付けが苦手で、それでも片付けたいと思ってるけど中々出来ないタイプ。

 

こんな会話したことないですか?

「〇〇さんち、キレイそう〜!」

「えー!うち、散らかってて、ちっとも片付いてないよぉ〜!」

と謙遜っぽく言ってみてるけど、実は本人にしてみたら真実を語っていたりする。

お友達で、同じように言ってる人がいたら、たぶん本当に真実を語ってますよ、謙遜でなく。

 

で、そこから片付けるかというと片付けない(笑)

 

なんでかって、片付けなくても死ぬわけでなし。

正直、片付けなんかよりももっと大事なこと、優先したいことがあるから。

 

そんなことより、ご飯を作る方が大事!

そんなことより、提出物を書く方が先!

そんなことより、家族で出かける方が先!

そんなことより、化粧するのが先!

そんなことより、友達と付き合うのが先!

 

片付けを生業とする私が書くのも悲しいですが、多くの人の本音はそこです。

 

でも実際、さらに本音を言ってしまうとたった1つです。

面倒臭い、それだけ。

 

だって、面倒臭いじゃないですか!

何が面倒って、散らかってるモノを、押し込んでるモノをどうするか決める、判断する、それが一番面倒臭い!!!

だから、先に書いた「そんなことより…」がより言い訳として出てくるのです。

 

もちろん、そちらが絶対に優先の時だってある。

子供が「腹減ったーっ!」と言ってるのに、片付けしてるよりご飯を作る方が先です。

明日提出しないといけない書類があるのに、片付けするより提出物を書く方が先です。

家族でこれから遊びに行こう!て時に片付けよりも準備が先です。

出かける準備始めないと間に合わないのに、片付けを始めるなら化粧して身支度が先です。

久しぶりに友達と会うのに、出発前に片付けるよりも間に合うようにすることのが先です。

 

これらの状況ならば、優先すべきは片付けではないでしょう。

 

お気付きかもしれませんが、どれも差し迫った状況であることがお分かりですか?

ひっ迫した状況を出せば、片付けという面倒臭いことから逃れられちゃう。

それを自分に許してるんです。

 

なぜなら…

すれば気持ちよく快適でスッキリするのも分かってるけど、

それをしなくちゃいけない自分が面倒臭いと思ってるのを

正当な理由(ぽく見せれるもの)を付けて回避したいから!!!

 


面倒臭いと回避のループの理由


面倒臭い→回避のループを続ける理由として、1つあげると、

変化が怖い。

私は心理学に詳しくはありませんが、人間は新しい事をする時に、変化が怖くてできない場合があるそうです。

 

整理収納・片付けにおいて、たとえそれがポジティブな変化でも、

つまりどれだけ暮らしが快適になる、スッキリできると分かっていても、行動を起こさないのは、

片付いた環境を知らない、未知の世界、自分が経験したことない生活になることが、分からない世界が怖い、ということが当てはまるのではないか?

ということです。

 

ネガティブな変化ならば、最初から手を出しません。

でもポジティブな変化でも、行動を起こさない、つまり片付けを始めないのは、同じ理由なのではないでしょうか?

 

インターネットで検索すれば、「人間の脳は新しいこと、変化を拒否する」という話しはいくらでも出て来ます。

ついでにそこに「片付け」という単語を入れると、そりゃもー様々な心理面からの「片付けが出来ない理由」がわんさか出てくる!

 

その辺りは、より心理学に詳しい専門家が書いてらっしゃるので、読んでいただければと思いますが、

 

これまでの私の経験で話すならば、

「色々考えて、理屈を練って、なんだかんだと言ってるなら、とっとと手を動かすのが一番手っ取り早く悩みを解決できる」

です。

すみません、身も蓋もなく…。

 

様々な「片付かない理由」が分かったところで、その理由がどんだけ腹に落ちたとしても、

そこから動くかどうかは、最後は自分の判断なんですよ。

だって、手を動かさない限り、いくら色んな理由があったとしても、状況は変わらないんですから。

 

本を読んで、講座を受けても、動かなかったら意味がないんです。

それは、「わたしは自分を変えるために、学んでる!」という自己満足アピールなだけです。

 

あなたは完璧主義だろうが、

子供の頃から散らかった環境で育ったからだろうが、

モノが中々捨てられなかろうが、

脳みそが変化を拒絶しようが!

 

とりあえず自分の手を動かしてみようよ!そこからだよ!!と強く!思うんです。

 

面倒臭いなら何が具体的に面倒臭かったのか?

手が止まる理由はどこなのか?

捨てられない理由は何なのか?

 

手を動かせば、あなたの理由が分かる、見えてくる。

分かれば次の作戦だって練ることが出来るんです。

 

タイトルに戻りましょう。

「片付けなくても、人は生きていける」

はい、生きていけます。

 

でも、今日ここに書いた

「モノが多くて片付けが苦手で、それでも片付けたいと思ってるけど中々出来ない」

このカテゴリーの人は、

片付ければ、どれほど暮らしが快適になるかが分かってても、

行動しない理由を付けてる自分に対し、ジレンマを抱えながらだけど、生きていけます。

 

動かない、やらない理由をあれこれ考えるのも、飽き飽きじゃないですか?

1人で無理なら、一緒に片付けましょうよ!!

1人で踏み出せないなら、他人を頼っていいんだから。

それはちっとも恥ずかしいことではないです。

悩む時間がもったいなすぎる事に気が付いてほしいと、いつも思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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