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子供を気にせず夫婦生活を営みたい、ただそれだけです

子供のいる夫婦にとって、家のどこで夫婦の営みをするか?はかなり悩みの種です。

悩みの理由、それは安心して夫婦生活をする環境がないこと。

 

実際、ネットで調べると、出るわ出るわ!

でもこれ、日本の住宅事情も大きく関係しているせいもありますし、
添い寝文化の影響で、親子同室で就寝する事(いわゆる川の字スタイル)が当たり前の暮らし方でもあるし、
そんな環境なので、子供の年齢が上がるにつれて、さらに営みは難しくなる、という現実もあるでしょう。

 

人によっては、子供が大きくなっても夫婦でしてるの?!と思う方もいるかもしれません。
日本は性に関しては、とかく言葉に出すべきではない、という意識も大きいです。
子供に見られてトラウマになったらどうするのよ!?という意見もあります。

もちろん、その行為自体をワザと見せる事は虐待です。
最新の注意を払っていたとしても、偶然見てしまい、思春期の子供であれば、男性・女性不振、親への嫌悪感につながる可能性だってあります。

 

私自身は、年齢を重ねたとしても、夫婦生活がある方が家族全体にとってはとても良いと思います。
ギスギスした親より、ラブラブな親の方が単純に子供にとって幸せじゃないですか?

けれど、それを子供自身にあからさまに悟られる環境で夫婦生活をすることは、
やはり子供のことを考えると、親が環境に対し配慮すべきであると考えます。

 

とは言っても。

なんだかんだ言っても。

 

その環境をどう確保するか?結局はここに行きつきます。


日本の夫婦の涙ぐましい努力


例えばヨーロッパやアメリカ、諸外国は乳児期から寝室は分けています。
(生後数ヶ月〜半年は、寝室にベビーベッドを配置する人もいるようですが)
基本的には、夫婦の寝室は子供が立ち入る場所ではないという考えが浸透しています。

 

また家族という関係性においても、ヨーロッパやアメリカ、諸外国は夫婦がまずは1番大事であるという考えに対し、
日本はどちらかというと家族単位が重要視される文化、考えや暮らし方であることも、現在の悩みに通じる部分です。

 

悩みがあるという事は、すでに多少なりとも工夫しながら夫婦生活をしている証拠。

全裸にはならないとか、
昼間思いっきり遊ばせてぐっすり寝てもらう、
トラップ(起きたことが分かるように、音が鳴るような物を置く)を仕掛ける…

 

涙ぐましいじゃないですか!!!

 

暮らし方や住居の広さ、子供の成長はどうにもできませんが、
整理収納的アプローチを夫婦生活確保も含めて生活動線に加えることで、
「暮らしやすく」から一歩進めた、夫婦円満の環境作りができるのです。

 


健全な暮らし方だけじゃ、夫婦は円満になれない


住居の設計、レイアウト、または割り振りにおいて、たいていは稼動時を想定した配置が多いです。

例えば、水回り動線がつながっていると家事効率が良いですよね。
主婦にとっては夢のプランと言って良いです。
そこに、洗濯物干しスペースや、収納も連動してたら、うーん最高…(笑)

他にも玄関横にシュークローゼットや、ウォークインがあると、靴だけでなく、
外で使うモノの管理がしやすく、また使用時の出し入れもムダがありません。

 

けれど、誰もが夫婦生活まで意識して、しかも子供が大きく成長してからの夫婦生活のことまで考えが及びません。

だからこそ、ここで考えていただきたいのが、夫婦生活を取り入れた動線、です。

 

セックスのためにリフォームかい!
という話しではないですよ?(笑)

 

今ある暮らし方を見直す際に、その部分も考慮した動線、手段として
それが解決に結びつくなら収納計画も合わせて見直せば、夫婦の家庭内難民化を防ぐ手立てとなるからです。

 


新たな環境を見つける方法


●現在の夫婦生活のタイミング(曜日、時間)の割り出し

夫婦生活をいつすることが多いか、時間帯がいつかを挙げます。

その際に合わせて、同居家族(子供、同居なら祖父母も)もその時どのようにしているかを挙げます。
ここでさらにして欲しいのが、他の曜日、時間帯の各自の行動です。
朝は何時に起き、学校への登校、帰宅は何時か、習い事、食事時間に就寝時間もです。
このように家族の時間割を把握することで、曜日・時間帯からの新たな選択肢が模索できます。

 

 

●夫婦のセックスに必要なモノは?

次に具体的にセックスにおいて必要なモノをピックアップして下さい。
例えば布団、コンドーム、ティッシュ、その他必要なモノは何か?

生活の見直しの際も、必要なモノの選別は非常に重要なステップです。
それは夫婦生活も同じこと。

話しを戻しまして、必要なモノ。

例えば、で私は布団を真っ先に書きました。
あくまで私の場合、ですが…
床とか畳の上とか…痛くて「場所」としては無理です…。
ロマンチックさも、エロさもない話しですが、腰が痛くなるとか、畳で擦りむくとか、日常生活に支障きたしまくりです、はい。

となってくると、何かしらの敷物が、私にとっては必須アイテムということになります。

「えー、うちは寝っ転がるスタイルじゃなくても問題ないです!」
といった人ならば、必要なモノに布団は含まれないでしょう。

具体的に必要なモノのピックアップができると、悩みの解決を考える際の重要なアイテムになります。

 

 

●就寝スタイルと問題点からの解決への導き出し

最後に現在の就寝スタイル、また悩みや心配ごとなどを改めて挙げてみましょう。

◎例えば、川の字スタイルで家族全員で寝ている場合。
その場でのセックスは子供に見られるのでは?起きてしまうのでは?
また子供が赤ちゃんだとしたら、その横でセックスするのは盛り上がらない、などが悩みでしょう。

となると、寝室以外の環境を選択肢にあげる必要があります。
ただし、ここで多くの方が困るのが、寝室以外でするとなった時の環境の確保です。
その場合の悩みや問題点もさらにあげてみましょう。
例えば、余っている部屋がない、布団が敷ける程の広さを確保できない、などが挙げられるかもしれません。

ここで役に立つのが、先の「セックスに必要なモノ」が何だったか?です。

余っている部屋がない場合、必要なモノが個室ではない他のスペースに用意できるかどうか?
ということが、新たな環境を見つける際のキーワードとなります。
平面な床、つまり布団などの敷物を必要としない夫婦であれば、広さにこだわる必要はありません。

実際、ネット上の声を拾うと、お風呂場でするという方もいます。
(この場合、ドアに鍵がかかる、後処理が楽、などのメリットも挙げています)
その他、自宅で狭くとも環境を確保できる可能性があるスペースを考えてみましょう。

逆に寝室以外のスペースが確保できても、必要なモノが用意できない場合。
ここでの問題は、「必要なモノを用意できない」その理由です。
寝室以外の場所、となった際に持ち運びとして難しいのが、先から書いてる「布団」です。

けれど、その寝室以外のスペースの収納に、すでに布団、ないしそれに変わるモノが配置できていれば、やるぞ!となった時に迷わず取り出すことができます。
その収納に1組の布団、ないし代替え品が収められないのであれば、それこそ、その収納の中身を見直してみましょう。

 

これまでの「暮らしやすい視点」での収納計画だと、「夫婦生活のために必要なモノ」は、収める必要を考えていなかったはずです。

けれど、夫婦生活も含めた動線という視点を新たに取り入れることで、「暮らしやすさ」+「夫婦円満」も解決へと導けるのです。

 

◎子供と寝室は別だけど、夜遅くまで起きていて気付かれてしまうのが心配、またはスペースの確保が難しい

子供が遅くまで起きていて、親の部屋には入ってこないけれど、ドア開けられたら?声や音が聞こえたら?この辺りが悩みの第一段階でしょう。
この場合、夜にセックスはするもの、という考えが刷り込まれている自分に気が付きます。

ここでは、先にあげた「家族の時間割」が役に立ちます。

例えば早朝であれば、夜遅くまで起きている子供ならば朝の方が安全な時間帯である可能性が高くなります。
また、子供が不在時となるとたいていが平日昼間ですから、時には親は仕事を半休して、存分に夫婦生活を堪能するという手段をとっても良いでしょう。

子供が大きい方であれば、週末はアルバイトや部活、塾や友達と一日遊びに出る、などもあります。
そうしたスケジュールも把握できていれば、安心して夫婦生活ができますし、時にはホテルなどを利用しても良いでしょう。

中には抵抗のある人もいるかもしれませんが、シッターさんなどを依頼して時には夫婦2人の時間を確保することだって、夫婦生活が円満でいるためにはありだと思います。

このように、まずは現在の就寝スタイルと具体的な問題点をあげていくと、
新たな選択肢がみえる、さらにその選択肢を選ぶために必要な条件、または問題と思ったいたことが、思い込みから解決策を限定させていたことなど気付くことができます。


難民暮らしを抜けることを本気で考えてみる


ここまで真剣に、「家の中の夫婦生活の環境確保」を考えることは初めてでした(笑)

けれど、調べれば調べるほど、夫婦円満でいるには快適な暮らし作りの中に、夫婦生活の環境確保も考慮することが重要であると感じます。

 

でもきっと、ここに書かれたことを夫婦揃って頭を付き合わせてひねり出せる関係ならば、かなり幸せなのでは?とも感じます。
だって、2人で同じ考えってことですからね。

 

人によっては、そんなに真剣に考えてアホらしい…という人もいるかもしれませんが、人は人、自分は自分です。
自分たち夫婦が笑顔で仲良くいられるならば、いくらでも考えていいじゃないですか!

時短生活ができても、モノが散らかってなくても、効率が良かったとしても、
夫婦円満な関係が築けなかったら、それは幸せとは言えないし、快適とは程遠くなります。

ここで挙げたアプローチが、夫婦円満へつながるのであれば、快適な暮らし作りを応援するアドバイザーとして、とても嬉しく思います。

こんな方法も、考え方もあるよ!などあれば、ぜひ教えてくださいね。
さらにそこに整理収納的アプローチを加えられたら、より最強のアイデアになるかもしれませんから!

 

 

こちらは私の、整理収納と夫婦関係家族関係など様々な事を合わせて書く理由です。合わせてお読み頂けると嬉しいです。
【夫婦生活の悩みは暮らしの一部だからこそ、私が整理収納で解決します。】

 

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